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藤井米穀店のご案内
藤井米穀店の商品ラインナップ | ||||||||
あいまいみい | まいまいこんこん | ぜいたくざん米 |
▶コメは生きている
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80年代から始まった「ブランド米信仰」。
「○○産△△」と言った産地銘柄つきのコメが人気を博しています。
しかし、それらのおコメが全て美味しいのかと言われれば、そうでもないのです。
例えば、有名銘柄である「魚沼産コシヒカリ」。
国産米の最高級品として知られていますが、同じ銘柄の中でも、
本当に美味しいものは一握りでしかないのです。
なぜか?
それは、おコメは農作物、つまり生き物だからです。
双子の兄弟でも環境や育て方によって全く違う性格になるように、
おコメも水・気候や土壌、そして手間のかけ方によって、
その味は良くも悪くもなります。
また、生産年度によっても、生産者によっても、
そして田んぼの一反一反によっても全く味が違う、それがおコメなのです。
▶”ブランド”から”ブレンド”へ
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皆さんは、「ブレンド米」というものにどういった印象を持っていますか?
94年のコメ不足に端を発した、外国産米や古米との混合米を思い浮かべて、 「ブレンド米=安くて味の悪い粗悪な米」との印象を持つ人が多いのではないでしょうか。
確かに、単価を下げる為だけに作った、そういった商品も存在します。
しかし、その一方で、おコメを経験と試食を重ねてブレンドすることにより、さらに 美味しく、また単銘柄では出せない味わいを持つ「ブレンド米」も存在するのです。
コメの美味しさとは、味はもちろんのこと歯ざわりや粘り、ツヤなどさまざまな要因が複雑に絡まったもの。
ブレンド米として様々なおコメを組み合わせることにより、深みを持たせ、より美味しくすることが出来るのです。
とはいえ、前記しましたように同じ銘柄でも味は異なるのですから、美味しいブレンド米を作るのは一朝一夕では出来ません。
だからこそ、本当に美味しいブレンド米は経験に裏付けられた信頼の置ける米穀店でなければ作れないのです。
▶40年の経験で旨いコメを「作る」
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藤井米穀店は、当代で3代目。
40年間続けている1日3回・9種類の試食を武器に、オリジナルブレンド米を生産・販売している町の米穀店です。
また、業界のブレンド米生産の先駆けであり、その立場から業界での公演依頼や新聞・雑誌・TVの取材にも応じています。
生産前の食味チェック、慎重に行われるお米のブレンド作業。夏には夏の、 冬には冬の季節に応じた味調整。場合によってはブレンド内容の大幅変更も。
このように手間暇の掛かるブレンド米は、大量生産することはできません。
また、残念ながら藤井米穀店のオリジナルブレンド米は、決して安いものでもありません。
しかし、だからこそ安定した本当に美味しいおコメを、お客様に提供していけると考えています。
「ブランド名ではなく、味に値段をつける。」
藤井米穀店は、ただ売るだけの米穀店ではなく、 お米の専門家として、毎日の食卓に欠かせない美味しいおコメを提供できる米穀店でありたいと考えています。
< 藤井米穀からの短信 >